2018年9月20日木曜日

建築文化週間2018(徳島)のお知らせ


日本建築学会四国支部・建築文化週間2018(徳島)のお知らせ

2018年度の建築文化週間(四国支部)は、徳島支所が担当で、下記シンポジウムを開催します。第1部では、立教大学社会学部の貞包 英之先生による「地方都市をリノベーションできるか?」と題する基調講演が行われます。第2部では、「これからの中心市街地を考える」パネルディスカッションを予定しております。どなたでも無料で参加できますので、会員だけでなく、この分野に興味のある方は、ご参加ください。

案内チラシ(カラー)

案内チラシ(モノクロ印刷用)

シンポジウム
これからの地方都市を考える-色々な視点でみた「まち」-

 かつて、各地の政治、経済、文化の中心であり、多くの人々が訪れた中心市街地は、1990年代以降、衰退化が進んでいる。モータリゼーション、住宅地や大規模商業施設の郊外立地、人口構造の変化など、様々な要因が絡みあい、まちなかから賑わいが減りつつある。こういった背景の中、例えば高松市丸亀町商店街など、一部の地域では独自の取り組みにより賑わいを取り戻しつつある。さらに、最近では建築物のリノベーションによる活性化も各地で進められている。その一方、近年、多くの分野でIOT化、AI化が急速に進んでいる。ゼロエネルギーハウス(ZEH)、自動運転技術、ドローンによる自動配送システム、VR/ARによるサイバースペース技術、SNSによるコミュニケーション技術など、個別要素技術の進展と普及により、移動制約の解消、建築物の自律化などが実現し始めると、人々の生活はどのように変化するのか。それに伴い「都市」はどのように変化するのか。「都市」に集まって生活することには、どのような価値があるのか。
 今回のシンポジウムでは、これからの中心市街地を考えるにあたり、様々な視点から「都市」を捉え直すことで、中心市街地を考える新たな視点を得ることを目的とする。

主催  (一社)日本建築学会四国支部
日時  2018年10月13日(土)、13時30分~17時(13時受付開始)
場所  とくぎんトモニプラザ3階大会議室(徳島市徳島町)
参加費 無料。どなたでもご参加いただけます。
定員  180名(当日先着順)

プログラム
第1部 基調講演(13:30~15:00)
 「地方都市をリノベーションできるか?」
  貞包英之(立教大学社会学部・准教授)

第2部 パネルディスカッション(15:00~17:00)
 司会 小川宏樹(徳島大学)
 話題提供「賑わいの変遷からみた徳島市中心市街地の分析」
  渡辺公次郎(徳島大学)
 パネルディスカッション「これからの中心市街地を考える」
  貞包英之、渡辺公次郎、豊田哲也(徳島大学)、長谷川晋理(NPO法人びざん大学・理事長)


(支所事務局 渡辺公次郎)